3Dプリンタ造形失敗!その原因と対策

昨日初めてBambu labを使用してプリント失敗したので、備忘として記録しておこうと思います

目次

原因 底面の接触面積が少ない

プリントモデルとプレートの接触面積が極端に少ない、または細いなどで、ノズルで押される力によって折れてしまう。

パターン1

プレートからはがれないようにブリムとサポート(しきい値角度50°)を付けていましたが、サポートとプリントモデルとの間は剝がしやすいように隙間があるので、高さが上がるほど根元への負荷が大きくなってプリントモデルがグラグラとブレていき(2枚目中部の縞模様)、さらに高さが上がる事でブリムが折れてプリントモデルが取れてしまいました。

パターン2

しきい値角度90°で成功

しきい値角度65°で成功

失敗時のサポート形状

まとめ

原因
  • プリントモデルとプレートとの接触面積&幅が少ない
  • 高さがある
  • 上部ほど断面積が大きい
  • サポートでは隙間があるため、対策として不十分(不十分でもプリントできるものも多い)

以上より、縞模様が入っていき、ついにはプリントモデルが折れてしまう

対策

プリントモデルとプレートとの接触面積&幅を増やすために、プリントモデル内にサポートを入れて、一体で出力する

今回は背面が外観面ではなく組立て時に隠れるので、細いリブで対策部品と一体でプリントモデルにしてしまう事で解決しました。

プリント後に細いリブから切り取ってしまえば問題なく使用することができます。

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この記事を書いた人

Bambu Labによるマルチカラープリントが得意
Boothにて3Dプリントグッズを販売しています(現在月2万の売り上げ突破)
今までの技術を詰め込んだ最高のサンプルカード(パレットカード)設計
全メーカーのフィラメントのカラーバリエーションと特性を1か所に集めて検索できるフィラメントリスト作成中

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