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家庭用3DプリンターBambu Lab A1総まとめ!導入検討から日々のメンテナンスまで

家庭用3DプリンターBambu-Lab-A1総まとめ!導入検討から日々のメンテナンスまで

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なに買っていいか分からないなら以下の商品を買い物かごにGO!

  • A1 mini本体
    (印刷サイズが一回り大きいA1でも良いよ、A1とA1 miniはビルドプレート以外は共通品を使う)
  • 焼入れスチールホットエンド0.4mm
    (0.4mmが基準、消耗品なので安い時に1個スペアを買っとくべき)
  • 0.2mmや0.8mmのホットエンド
    (いろいろ試す用、焼入れスチールとステンレススチールは焼入れが良い)
  • ビルドプレート
    (ローテーションが便利、本体同梱は凸凹したテクスチャードPEIで、バリエーションが欲しい)
  • お試しフィラメント
    (最初は失敗しない純正品を使えば安心して経験値を積める。素材はPLAが1番安定)
  • AMS lite
    (これは任意、欲しくなってから買い足すでもいいがコスパで言えば今買っちゃうのが1番安い)

3Dプリンターに興味があるものの「設定が難しそう」「本当に使いこなせるのか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか?。たしかに、これまでの3Dプリンターには組み立ての手間や複雑な調整が必要なモデルも少なくありませんでした。

しかし、今回ご紹介するBambu Lab A1はその常識を覆す画期的な家庭用3Dプリンターです。多くのレビューで「最高の入門機」と評価され、初心者でも驚くほど簡単に3Dプリントを楽しめる一台として注目を集めています。

この総まとめ記事では、Bambu Lab A1の導入検討から実際の使い方、日々のメンテナンス、そしてものづくりの楽しさまで、あなたが知っておくべき情報を徹底解説します。これを読めば、A1の全てが分かり、安心して3Dプリントライフを始められるでしょう。
Bambu Lab A1は、まさに「最高の入門機」であり、あなたのものづくりを強力にサポートするはずです!

私自身は他メーカーの3Dプリンターを個人で数年触り、かつ会社での業務用3Dプリンターの管理責任者を数年経験した後に「Bambu Lab X1C + AMS」「Bambu Lab A1 + AMS lite」「Bambu Lab A1 mini単体」の順で買い足していきました。
現在は2025年発売の最上位機種である「Bambu Lab H2Dレーザー版 + AMS 2 Pro」※50万円!!を購入すべく貯金にいそしんでいます。

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紹介したものはここで実際に販売しています。どんなものが作れるのか気になったら見てみてね。

目次

Bambu Lab A1は3Dプリンターの入門機として最適!その理由は?

3Dプリンターに興味はあっても、「設定が難しそう」「操作が複雑なのでは?」と感じ、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか? そんな従来のイメージを覆し、まさに「もっと早く手に入れておけばよかった!」 と誰もが感動する、画期的な1台がBambu Lab A1です。「最高の入門機」と評価され初心者から上級者まで満足のベストバイなBambu Lab A1が、なぜ多くのユーザーに大満足の体験をもたらしているのか、その驚くべき理由を徹底解説します。

Bambu Lab A1が「最高の入門機」と呼ばれるのはその比類なき導入しやすさにあり!

造形サイズが上位機種と同じ最大造形サイズが上位機種のP1S、X1Cと共通(256×256×256 mm³)でデータ流用可
届いて20分で印刷開始ユーザーの設置作業は20分程度で、すぐに印刷を開始できる
全自動キャリブレーション手動調整不要で、3Dプリンター知識ゼロでも安心して高品質な造形が可能
直感的な操作&モニタリング日本語UI対応のタッチパネルで、案内に従って迷うことなく操作可能
30秒のお手軽ノズル交換マグネット式のクイックスワップ設計で様々なノズルを気軽に試せる
エラーも機械が自己分析エラー発生状況から原因特定してくれるから案内に従い作業すれば簡単解決
先駆者たちの膨大なデータ資産ですぐ楽しめるBambu Labが運営する3Dモデル共有プラットフォーム「MakerWorld」で世界中のユーザーが作成した3Dモデルが無料で公開されており、造形のスキルが無くてもすぐにスマホやPCからダウンロードして印刷できる

3Dプリンターに対して「難しそう」と感じていた人にとってBambu Lab A1はそのハードルを劇的に下げてくれる一台です。届いてから20分程度で印刷を開始できる簡単設計、全自動キャリブレーションにより調整も不要で初めてでも高品質な造形が可能で、その品質はクリエーターたちが作品を量産販売する際に増産体制を構築する際に追加購入する機種に選ぶほどで、玄人からの信頼も厚いです。

操作も直感的で、日本語対応のフルカラータッチパネルにより迷うことなく使いこなせます。ノズルはワンタッチで交換でき、0.2mm~0.8mmノズルにも対応。さらに公式の「MakerWorld」では豊富な無料3Dモデルが入手でき、すぐにプリントを楽しめます。

コンパクトで最大500mm/sの印刷性能を持ち、必要十分以上のクオリティを実現。価格も5万円台から入手可能で、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。

Bambu Lab A1を一言で説明するなら「導入のしやすさ、性能、価格の三拍子が最高水準で揃った業界革命児!」
これから始めるめくるめく3Dプリント生活の最初の1台に自信をもってオススメできる名機です!

クイックスワップ設計について

クイックスワップ設計は画像のようにホットエンドを工具レスで付け外しできる機能です。
直近3機種(A1 mini、A1、H2D)に実装されています。
実際の手順は以下の通りです。

  1. 押し出し機ユニットのふたを外す
  2. シリコンカバーを外す
  3. クイッククランプを開く
  4. ホットエンドを引き抜く(画像の手順)
  5. 逆手順で交換したホットエンドを取り付ける

Bambu Lab A1の購入を決める前に上位機種と比較検討しよう

3Dプリンターに興味があり、特にBambu Lab A1が「最高の入門機」として注目されていることに惹かれている方も多いでしょう。Bambu LabはA1以外にも複数のモデルを展開しており、それぞれ異なる特徴を持っています。ここでは、Bambu Lab A1を検討する際に知っておきたい他機種との比較ポイントをご紹介します。ご自身の用途や求める機能に合わせて最適な一台を選ぶための参考にしてください。

スクロールできます
機種名最大造形体積使用可能素材主な特徴・用途参考価格日本発売
Bambu Lab A1 mini
180×180×180mm³PLA

PETG

TPU

PVA
コンパクト

導入が容易

コスパ最高

クイックスワップ
¥69,800 AMS付
¥32,800 単体
2024/1/15
Bambu Lab A1
256×256×256mm³PLA

PETG

TPU

PVA
より大きな造形

安定性向上

クイックスワップ
¥79,800 AMS付
¥58,800 単体
2024/1/15
Bambu Lab P1S
256×256×256mm³PLA

PETG

TPU

PVA
PET, ABS,
ASA, PA, PC
筐体付き
高温・工業用材料可
AMS配置効率UP
高い精度と安定性
¥140,000 AMS付
¥109,000 単体
2023/5/22
AMS(Automated Material System)とは

AMS(Automated Material System)は、Bambu Lab(バンブーラボ)の3Dプリンターで使用される自動素材供給システムです。このシステムを使うことで、3Dプリンターは以下のことができるようになります。

  • 多色印刷の実現:AMSは最大4色のフィラメントを自動で切り替えて供給することで、単色では難しいカラフルな造形を可能にします。スライサーソフトウェアで色の設定をしておけば、印刷中に自動でフィラメントが切り替わります。
  • フィラメントの自動切り替え:マルチカラー印刷だけでなく、途中でフィラメントがなくなってしまった場合に、予備のフィラメントに自動で切り替えて印刷を継続する機能も備えています。
  • 異なる素材の併用:色だけでなく、水溶性サポート材など、異なる種類のフィラメントを組み合わせて使用することも可能です。

Bambu Lab A1シリーズ用には「AMS lite」、Bambu Lab P1シリーズ以降用には「AMS」が対応しています。
AMSは本体とのセット購入の方が安く手に入れることができますが、3Dプリンターに慣れて自分のやりたいことが定まった時に、フィラメントの自動切換えで多色印刷や異素材印刷が必要と思ったら購入という流れで十分だと思います。

「Bambu Lab A1」と「AMS lite」のセットは「Bambu Lab A1 Combo」という商品名で販売されています。つまりComboは「AMSとのセット販売ですよ」という意味で使われています。

【セット品】※A1 mini Combo
Bambu Lab A1 mini + AMS lite
¥81,800(定価)⇒¥69,800

【単体】
Bambu Lab  A1 mini
¥52,800(定価)⇒¥32,800

【セット品】※A1 Combo
Bambu Lab A1 + AMS lite
¥99,800(定価)⇒¥79,800

【単体】
Bambu Lab A1
¥70,800(定価)⇒¥58,800

【セット品】P1S Combo
Bambu Lab P1S + AMS
¥140,000(定価)⇒¥140,000

【単体】
Bambu Lab P1S
¥109,000(定価)⇒¥109,000

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参考までに最上位機種の事も頭に入れておこう

「金に糸目なんてつけねぇ!最高のプリント体験のためなら最初から最上位機種でぃっ!」という江戸っ子気質の方向けにコストパフォーマンス度外視で機能のみを追い求めた場合の機種紹介もしておきます。
最初の1台は変な事をして壊しやすいため勉強代の側面も強くなります。値段なんか見ずにものを買える人でないなら最初の1台は「Bambu Lab A1 mini」「Bambu Lab A1」「Bambu Lab P1S」の3機種+AMSを付けるか付けないかで考えましょう。
この項目の機種が向いている人は江戸っ子かすでに3Dプリンター経験がある人向けです。

私自身は他メーカーの3Dプリンターを個人で数年触り、かつ会社での業務用3Dプリンターの管理責任者を数年経験した後だったので「Bambu Lab X1C + AMS」⇒「Bambu Lab A1 + AMS lite」⇒「Bambu Lab A1 mini単体」の順で買い足していきました。

Bambu Lab H2D

現状一般入手可能な3Dプリンターの最上位機種。Bambu Labの現行技術の最高峰であり技術的フラッグシップとなる機種です。

【セット品】※H2D Combo
Bambu Lab H2D + AMS 2 Pro
¥399,800


【セット品】※H2D Combo(レーザー)
Bambu Lab H2Dレーザー版 + AMS 2 Pro
¥495,600


【単体】
Bambu Lab H2D
¥345,800

レーザー版だと以下のような木工作品も作ることができます。

Bambu Lab X1-Carbon

Bambu Labの一般ユーザー向けのハイエンド機でありコンシューマー向けハイエンドモデルとなる機種です。

【セット品】※X1C Combo
Bambu Lab X1-Carbon + AMS
¥229,800


【セット品】※X1C Combo2
Bambu Lab X1-Carbon + AMS 2 Pro
¥249,000


【単体】
Bambu Lab X1-Carbon
¥190,000

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Bambu Lab A1の基本スペック

Bambu Lab A1の主な仕様は以下の通りです。

最大造形体積256×256×256 mm³
対応ビルドプレートサイズ256×256mm
ツールヘッドの最高移動速度500mm/s
ツールヘッドの最大移動加速度10m/s²
ホットエンドの最高温度300℃
ビルドプレートの最大温度100
対応ノズル直径0.4mm(ステンレススチールが本体付属)
0.2mm、0.6mm、0.8mm(別売)
本体サイズ幅385×奥行410×高さ430 mm³
本体重量13 kg(梱包時の本体のみ)
8.3 kg(設置時の本体のみ)
13.5 kg(梱包時のAMS Liteとのセット)
騒音レベルサイレントモードで48dB(エアコン室外機レベル)以下
※局所的に約60dBの時もあるが静かに感じる
使用できる素材(フィラメント)PLA、PETG、TPU、PVA
対応AMS
(Automated Material System)
AMS lite
Bambu Lab A1の
ビルドプレートサイズについて

Bambu Lab A1は上位機種との互換性とコストパフォーマンスを両立した機種で、ビルドプレートサイズも256×256mmとP1SやX1Cと共通のものになっています。
スライサーでのデータもレイアウトがそのまま流用できるためBambu Lab A1で試作、Bambu Lab X1-Carbonでそのまま量産といった使い方がしやすくなっています。

なぜBambu Lab A1が入門機として最適と言われるのか?

Bambu Lab A1が3Dプリンターの入門機として最適とされる理由は多岐にわたります。

簡単なセットアップと操作性ほとんどのパーツが組み立て済みで出荷される「Plug-N-Play」を謳っており、約20分でセットアップ完了可能
タッチパネル式のユーザーインターフェースは直感的で、日本語UIにも対応
必要な六角レンチなどの工具も同梱されており特別な道具は不要
全自動キャリブレーションZオフセット、ベッドレベリング、共振、ノズル圧力、流量補正など、面倒な手動調整が不要ですべて自動で行われる。これにより印刷の失敗が減り安定した高品質な造形が可能
優れたソフトウェア連携専用のスライサーソフトウェア「Bambu Studio」とモバイルアプリ「Bambu Handy」がプリンターの制御やモニタリングをサポート
Bambu Labが運営する3Dモデル共有プラットフォーム「MakerWorld」では多くの3Dモデルが提供されており、細かい設定なしにスムーズな印刷が可能

これらの機能により、3Dプリンターを初めて使う方でも安心してすぐにものづくりを始められる点が、A1が「最高の入門機」と言われる理由です。

購入前に知っておきたい!Bambu Lab A1のメリット・デメリット

Bambu Lab A1は非常に優れた機種ですが、購入前にそのメリットとデメリットをしっかり把握しておくことも重要です。

Bambu Lab A1の5つのメリット
高速かつ高精度な印刷最大500mm/sの印刷速度と10m/s²の加速度を実現し、短時間で高品質な造形が可能。3DBenchyというテストモデルを14分で出力できる高速性を持つ。印刷品質も高く、積層痕が目立たず非常にきれいな仕上がりが期待できる
簡単なノズル交換ノズルユニットはマグネット式でネジ止め不要の「クイックスワップ設計」を採用。ワンタッチで交換できるため、メンテナンスの手間を大幅に削減できる
優れた静音性「アクティブモーターノイズキャンセリング」機能を搭載しており、サイレントモードでは動作音を48dB以下に抑えることができる。その静かさは夜間でも安心して使用できるレベル
マルチカラー対応
(オプションのAMS lite使用時)
別売りの「AMS lite(Automatic Material System Lite)」を併用することで最大4色のマルチカラー印刷が可能。これにより作品の表現の幅が大きく広がる。フィラメントの自動切り替えも可能
コンパクトなサイズと
導入のしやすさ
本体サイズがコンパクトでフィラメントを含めてもデスクに収まるサイズ感。Amazonのセールなどで5万円を切る価格で販売されることもあり、コストパフォーマンスに優れる
造形サイズが大きい最大造形体積は256×256×256mm³で、一般的な3Dプリンター(220mm〜260mm)と比較して大きめ。そのため3Dモデル共有サイトのデータの多くを縮小や分割せずそのまま造形することができる
Bambu Lab A1のデメリットと注意点
対応フィラメントの種類に制限がある主にPLA、PETG、TPU、PVAが推奨されており、ABS、ASA、PC、PA、PET、Carbon/Glass Fiber Reinforced Polymerなどは非推奨。
A1が開放型構造でありビルドプレートの最高温度が100℃と低めであるため、反りやすいABSなどの材料には不向き
※PLAを1層目に挟む事でABSをプリントする裏技もある

日々の運用をサポートする機能とソフトウェア

Bambu Lab A1は日常の3Dプリント体験をスムーズにするための多くの機能と、使いやすいソフトウェアを提供しています。

Bambu Studio

Bambu Labが提供する公式スライサーソフトウェア。非常に見やすく直感的な操作が可能で、STLやOBJなどの3Dデータをプリント用の命令データ(G-code)に変換します。
他のスライサーソフト(Cura、Simplify3D、PrusaSlicerなど)も対応するが、全ての機能を使うためにはBambu Studio推奨です。

スライサーソフトとは

スライサーソフトとは、3Dプリンターで出力するための設定とデータ変換を行うソフトウェアです。
設計データ(STLなど)をもとに、ノズルの動き・温度・印刷スピードなどを設定し、プリント用の命令データ(G-code)へと変換します。

この変換処理は「スライス」と呼ばれ、3Dモデルを薄い層(レイヤー)に分割し、それぞれの層に対して動作指示を生成します。
この工程に由来して「スライサーソフト」と呼ばれています。

MakerWorld

https://makerworld.com/en
Bambu Studioからアクセスできる3Dモデル共有プラットフォーム。世界中のユーザーが作成した多様な3Dモデルをダウンロードし、すぐにプリントできる。
Bambu Lab A1に最適化された設定が適用されていることが多く、細かい調整なしにスムーズな印刷を開始できる。
造形のスキルがなくても多様な3Dモデルを無料で印刷でき、他者の作品を印刷して楽しんだり実際に見て勉強することができます。

Bambu Handy

スマートフォン用のモバイルアプリ。外出先からでもプリンターの動作状況をリアルタイムで確認したり、タイムラプス動画を生成したりすることが可能。MakerWorldから3Dモデルをダウンロードし、すぐにプリントできる。

AMS liteによるマルチカラー印刷の魅力と注意点

Bambu Lab A1はAMS liteに対応しており、最大4色のマルチカラー印刷が可能です。

魅力
色の自動切り替えができる色の切り替えが自動で行われるため、多色プリントが非常に簡単
異素材の自動切り替えが
できる
水溶性サポート材など異なる種類のフィラメントを組み合わせて使用することが可能
注意点
フィラメント
消費量が増加
色の切り替え時に「ワイプタワーのプリント」や「フィラメントの切り替え処理」が行われるため、単色印刷に比べてフィラメントの消費量が増加する
印刷時間が長い多色プリントは色の切り替え回数が多いほど印刷時間が長くなる傾向がある。特にモデルの側面を多色にする場合は切り替えが頻繁になり時間がかかる
設置スペース増加AMS liteを併用すると、A1単体と比べて必要な設置スペースが約2倍になる
TPU非対応AMS liteは、柔らかいTPUフィラメントには対応していない

Bambu Lab A1で使用できる
フィラメント素材の特徴

Bambu Lab A1で推奨されるフィラメントとその特徴を以下にまとめました。

Bambu Lab A1で推奨される
フィラメントとその特徴
PLA硬く汎用性が高く、比較的安価。初心者向けでさまざまな造形に適しています。色や質感も豊富
PETGPLAに似て扱いやすいが強度と耐熱性が高い。糸引き防止のため乾燥が推奨。透明感のある作品にも
TPU柔軟性・耐摩耗性・耐衝撃性が特徴。ただしAMS liteでは使用不可。印刷には工夫が必要
PVA水溶性で複雑な形状の造形におけるサポート材として活躍。水に溶けるため、造形後の除去が容易

Bambu Lab A1は開放型構造でありビルドプレートの最高温度が100℃と低いため、以下のフィラメントは推奨されていません。

Bambu Lab A1で非推奨とされる
フィラメントとその特徴
ABS開放型構造だと周囲温度とビルドプレート温度の差で反りが発生しやすいため非推奨
ASA、PC、PA、PET
Carbon/Glass Fiber Reinforced Polymer
これらはより高いベッド温度やチャンバー温度が必要。特にカーボンファイバーやガラス繊維強化ポリマーはプリンターの部品を摩耗させる可能性があるため非推奨

より長く快適に使うためのメンテナンス

Bambu Lab A1を長く快適に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

定期的なメンテナンスの重要性

Y軸レールの注油初回起動時や定期的にY軸レールにオイルを塗布する必要があります。これによりプラットフォームテーブルの動作がスムーズになり、「キーキー」といった異音の発生を防ぐことができる
ノズル清掃印刷中にノズル周辺に付着したフィラメントのカスは付属のパージワイパーやブラシ機能で清掃されます。これにより印刷品質の低下やノズル詰まりを防ぐことができる

フィラメントの管理と保管

フィラメントは湿気を吸いやすい素材が多く、品質に影響を及ぼします。

ドライボックスフィラメントの保管には、湿気を避けるためにドライボックスの使用が推奨
フィラメント乾燥機特にPETGフィラメントは糸引きが発生しやすい。専用の乾燥機で乾燥させることで改善可能

Bambu Lab A1で広がる「ものづくり」の楽しさ

3Dプリンターを導入する最大の魅力は自分の欲しいものを自由に形にできることです。Bambu Lab A1はものづくりの楽しさを身近なものにしてくれます。

どんなものが作れる?(実例紹介)

生活用品・DIYパーツMacBook ProやiPad Airのスタンド、ダイソン隙間ノズルアタッチメント、フィラメントスウォッチケースなど、日常で役立つアイテムを自分で作成できる
趣味のアイテムRICOH GXR用アルカスイス互換クイックリリースプレート、α6700用アイピースカップ、FPVドローンのカスタマイズパーツなど、特定の趣味に特化したパーツも作れる
フィギュア・模型ピクミン、ヴォルデモート卿の杖、ロボット模型、3DBenchyなど、細かな表現が求められるものも可能
教育・知育教材子供と一緒におもちゃを作るなど、家庭での知育教材としても活用できる

自分でデータを用意するには?(CADソフトの選択肢)

3Dプリンターでオリジナルのものを作るには3Dモデルデータが必要です。自分で3Dモデルデータを作成するためには3DCADソフトや3DCGソフトが利用できます。

3Dプリンターの
対応データ形式について

3Dプリンターの対応データ形式は3MF、STL、STEP/STP、SVG、OBJ、AMFです。
造形精度としてはSTEPやSTPが一番高精度に出力できます。(イラストで言うベクター形式のようなものです)

有料ソフト

Autodesk Fusion 360やOnshape、SketchUp、SolidWorksなどがあります。ただし、無料版には商用利用不可やデータ保存上限などの制限がある場合があります。

無償のオープンソースソフト

FreeCADやBlenderなどがあります。Blenderは高機能ですが、CADとして使うにはプラグインの導入や設定の見直しが必要になることがあります。

Fusionクラウドベースの3D CAD。無償版は商用利用不可でデータ保存上限が10個。制限のない有償版は年間96,800円。ユーザーが多くWeb上の情報が豊富
Onshapeクラウドベースの3D CAD。無償版での機能制限はないが作成データはすべてクラウド上に公開される。データ公開の条件のない有償版は年間177,650円(Standard)
SketchUpクラウドベースの3D CAD。無料版は商用利用不可。年間199ドルで比較的安価
FreeCADオープンソースの3D CAD。無償で機能豊富だが操作が独特
SolidWorks高機能な3D CADソフト。機械設計・製品開発向けとして業界で広く使われており、精密なパーツ設計に強みがある。基本はローカルインストール型で年間数十万円の有償ライセンスが必要。操作性が高く、商用現場での実績・学習リソースも豊富
SolidWorks for Makersという個人ユーザー向けライセンスが年間約8000円で提供されている
Blenderオープンソースの3DCGソフトウェア。無償で利用可能。非常に高機能だがCADとして使うにはプラグインの導入や設定の見直しが必要。有機的な造形に向いている可能性がある

これらのソフトを使って自分でデザインしたモデルをSTL形式でエクスポートし、Bambu Studioでスライスしてプリントすることができます。

3Dモデリングができない人はAIで自分のイメージが立体化できる楽しさを実感するところから始めてみよう

「3Dモデリングは難しそう…」そう感じている方にこそ試してほしいのが、AIによる3Dモデル生成です。
テキストで「◯◯のようなフィギュア」と入力するだけで、あっという間に立体データを自動生成。想像したものがそのまま形になる体験は3Dプリンターの入り口として最適です。

複雑な操作は不要で、無料ツールでも十分に楽しめます。
まずは「作る楽しさ」に触れてみてください。以下のような感じで3Dモデルを作成することができます。

▶ 詳しいやり方やおすすめツールはこちらの記事で解説しています

総括:Bambu Lab A1は「最高の入門機」!

Bambu Lab A1は、その導入のしやすさ、高い印刷性能、そして手頃な価格から3Dプリンターの「最高の入門機」として自信を持っておすすめできる一台です。

「難しそう」「場所を取りそう」「高価なのでは」といった3Dプリンターに対する従来のハードルを大きく下げてくれるBambu Lab A1は、初心者からDIY愛好家、教育関係者まで、幅広いユーザー層に最適な選択肢と言えるでしょう。

小型モデルの造形や、PLA・PETG・TPUといった汎用フィラメントの使用がメインであれば、Bambu Lab A1はあなたの期待を裏切らないでしょう。ぜひこの機会にBambu Lab A1を導入し、ものづくりの新たな可能性を体験してみてください。

Bambu Labの電源コンセントは3ピンなので変換プラグや3ピン対応の電源タップを一緒に用意しましょう。1年後には2台目3台目のBambu Labやフィラメントドライヤーを横に置いていると思うことと、延長コードとしての意味合いでも電源タップがオススメです。

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安全には気をつけるんじゃぞ👍

購入した方はこちらの組立てガイドで組み立てていきましょう。

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この記事を書いた人

Bambu Labによるマルチカラープリントが得意
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