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Bambu Lab H2CはH2D H2S P2Sとどう違う?どれがオススメか比較レビュー

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以上重要情報でした。それでは記事本文へどうぞ。


Bambu Lab H2Cが2025年の11/19に(日本はまだですが)販売開始され、一気にBambu Lab H2Cへの興味が出て来た方も多いのではないでしょうか。私もマルチカラー機としてBambu Lab H2Cに興味津々です。ただ半年前に同じくマルチカラー機としてBambu Lab H2Dが発売されて間を置かずの発売なのでH2CとH2Dって何が違うの?ついでに言うとH2SやP2Sとも比較して私に必要なのは本当にH2Cなのか?という疑問もあります。この記事ではH2CH2DH2SP2Sの4機種を比較してあなたに合った機種はどの機種かを比較解説していきます。

私自身は他メーカーの3Dプリンターを個人で数年触り、かつ会社での業務用3Dプリンターの管理責任者を数年経験した後に「Bambu Lab X1C + AMS」「Bambu Lab A1 + AMS lite」「Bambu Lab A1 mini単体」の順で買い足していきました。
現在は2025年発売の最上位機種である「Bambu Lab H2Cレーザー版 + AMS 2 Pro」※50万円!!を購入すべく貯金にいそしんでいます。

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目次

サイズ、価格、基本性能の徹底比較

今回比較する4機種はマルチカラー向けとシングルカラー向けが混在しているので、まずこれらの4機種の最も大きな違いである「ノズル構成」と「マルチマテリアル印刷における廃棄物へのアプローチ」と基本性能を比較します。

項目 / 機種Bambu Lab H2CBambu Lab H2DBambu Lab H2SBambu Lab P2SBambu Lab P2S
価格(AMS2セット)$2,399 (約40万円超)¥399,800¥249,800¥148,000
推奨用途大型/多色/高温材料/反り低減/多色量産/廃棄物削減大型/2色/高温材料/反り低減/サポート材大型/単色/高温材料/反り低減/コスト効率中型/単色/高温材料/汎用
主要技術Vortek(自動ホットエンド交換システム)デュアルノズル(2つの独立ホットエンド)シングルノズル (クイックスワップ式)シングルノズル (クイックスワップ式)
マルチマテリアル
poop量
マルチノズルチェンジャー廃材を最小限に抑える (Purge Saving)デュアルノズルによる材料切り替え。AMS方式より廃材を大幅に削減AMS 2 Proによる材料切り替え (パージが必要)。廃材量が最も多いAMS 2 Proによる材料切り替え (パージが必要)。廃材量が最も多い
最大材料数7色(標準)
24色(AMS 2 Pro)
2色(標準)
24色(AMS 2 Pro)
1色(標準)
24色(AMS 2 Pro)
1色(標準)
24色(AMS 2 Pro)
最大造形サイズ (W×D×H)330×320×325 mm³ (2ノズル合計)350×320×325 mm³ (2ノズル合計)340×320×340 mm³ (最大)256×256×256 mm³
本体サイズ492×514×626 mm³492×514×626 mm³492×514×626 mm³392×406×478 mm³
チャンバー加熱アクティブ加熱
(最大65 ℃)
アクティブ加熱
(最大65 ℃)
アクティブ加熱
(最大65 ℃)
受動加熱(フラップ制御冷却あり)
(最大50℃)
最高ノズル温度350 ℃350 ℃350 ℃300 ℃
レーザー機能オプション (10W/40W)統合型 (オプション 10W/40W)統合型 (オプション 10W)なし
サイズ、価格、主要機能の比較表

H2シリーズの共通部分と決定的な違い

H2シリーズはすべてBambu Labの第2世代プラットフォームに基づいており、最高速度1000 mm/s、最大加速度20,000 mm/s²、最高ノズル温度350 ℃、および65 ℃のアクティブ加熱チャンバーを共有しています。
しかし、ノズル構成が各種異なることにより得意とする分野が異なります。

クイックスワップ設計について

クイックスワップ設計は画像のようにホットエンドを工具レスで付け外しできる機能です。
今回紹介している4機種すべてにに実装されています。(H2Cも左ノズルはこの方式)
実際の手順は以下の通りです。

  1. 押し出し機ユニットのふたを外す
  2. シリコンカバーを外す
  3. クイッククランプを開く
  4. ホットエンドを引き抜く(画像の手順)
  5. 逆手順で交換したホットエンドを取り付ける

ちなみにこのノズル構成をオプションで改造することによりH2C>H2D>H2Sとアップグレードすることができます
H2D から H2C へのアップグレード完全プロセスガイド
※H2D→H2Cは$799≒12.5万円
※H2S→H2Cは$899≒14万円

H2C:Vortekシステムで廃材大幅削減&造形時間短縮

H2Cは、AMS(自動材料システム)を使用したマルチカラー印刷で長年の課題だった「パージ(廃材)」を解決するために開発されました。
H2CのVortekホットエンド交換システムは、ツールヘッド全体ではなく、ノズル、ヒートブレーク、サーミスタ、小型PCBを含むホットエンドアセンブリのみを自動で交換します。これにより、フィラメントをノズル内で切り替えて洗浄する必要がなくなり、廃材が最小限に抑えられます。 レビューによると、H2Cの印刷時間はH2DやH2Sと比較して大幅に短縮されています(4色モデルでH2Sの100%に対しH2Cは58%)。

エクストルーダー右側のノズルのみが入れ替わり、左側はH2SやH2Dと互換のあるクイックスワップノズルです。
複数台AMSを使い7色以上を使う造形物の場合、使用する材質や色に基づいてパージが最も少ない組み合わせに自動でノズル振り分けが行われます(手動も可)。

あくまでノズル交換なので、マルチツールヘッド機と比較して色替えに時間がかかります。ノズル交換するのでH2Dで発生していた、異素材を使用した場合にどうしてもノズル内に残存する異素材が混じり込み層間接着力が弱まるといった弱点を克服できます。

7つのノズルで足りるかどうかを考えよう

Vortekシステムは、最大で7本のホットエンド(ノズル)を搭載できます。これは「左側にリフト用のホットエンド1本」と「工具交換式ホットエンド6本」の組み合わせです。この7本のノズルを活用することで、最大7色まではノズルの洗浄を伴わずにの材料廃棄ゼロでの印刷を実現することを目指しています。それ以上の色数であれば、今まで通り多少の廃棄を許容すれば、最大24種類の色や素材を使った同時印刷も可能です。

※AMS2を2台用意して、8つのフィラメントスプールが装填されているとします。
Vortekシステムでは7本のノズルが7つのフィラメントスプールと1:1の関係で使用できるため、使用するフィラメントスプールを切り替える際にノズル内の洗浄工程を挟む必要が無くなります(≒poopが発生しない)。
ただし1度に8つのフィラメントスプールを使用する場合は1つのノズルに2つのフィラメントスプールが割り当てられるため1:2の関係となり、そのノズルのフィラメントスプール切り替えタイミングのみノズル洗浄が必要になります。

同様に最大の24色を1度の造形で使用する場合6台のAMS2と24個の異なるフィラメントスプールという大掛かりな設備を用意したうえで7つのノズルのうち1つにすべてのフィラメント交換を集中させて1:17の関係にしたり、1:3を4ノズル、1:4を3ノズルと分担したりしてフィラメント交換回数を最小にしたり、材質別に割り振って造形安定性を高めたりすることができます。
ですがこの場合Vortekシステムのメリットは薄れているように感じるので7つというノズル数を超えた造形を設備を整えてまでどの程度行うのかという点をよく考えて、ほとんど行わない、工夫で幾らでも回避可能と思えるのならばH2Cはオススメの機種になるでしょう。

ノズル交換画像

画像のように右側に整列したノズルがカシャンと飛び上がりエクストルーダー右側のノズルと素早く入れ替わるさまはエヴァンゲリオンに発進シーンを彷彿とさせます。

H2D:材料の多様性とデュアルノズル

H2Dは、2つの独立したホットエンドを持つデュアルノズル機です。H2Cが多色効率を追求するマルチノズルチェンジャーであるのに対し、H2Dは材料の多様性に優れています。

専用サポート材の使用: 一方のノズルを可溶性またはブレイクアウェイサポート材専用にすることで、複雑な形状でも完璧な表面品質を実現します。

異素材の組み合わせ: 硬質なPETGフレームと柔軟なTPUガスケットなど、異なる特性を持つ材料を単一のプリントで組み合わせることが可能です。TPUと硬質材料の併用がAMS単独システムよりも容易です。

造形サイズ: 2ノズルを合わせた合計造形体積は350×320×325 mm³で、H2Sに匹敵する大型造形が可能です。

シングルノズルとデュアルノズルでどのくらいかわるの?

2色のモデルをプリントした場合、H2Dは約1時間17分で完了しましたが、従来のAMS方式では約3時間37分(約3倍)の時間を要しました。

H2S:大型造形とコスト効率

H2Sは、H2シリーズの中で最も大きく(340×320×340 mm³)、シングルノズルを採用しています。デュアルノズルやVortekのような複雑な機構を持たないため、比較的安価に大型の高性能マシンを導入したいユーザーに適しています。

シングルノズルの強み: 単色・単素材の造形に特化することで、構造がシンプルになり、安定した高速造形が可能です。

複合機能: レーザー彫刻/切断、デジタルカッティング、描画モジュールをオプションで追加でき(Laser Full Combo)、一台で多様な製作に対応する複合型マシンとしての側面も持ちます。

P2S:進化したスタンダード機

P2Sは、ハイエンドなH2シリーズと比較して、サイズはX1Cと同じ256x256x256 mm³に留まりますが、CoreXY構造を持ち、H2シリーズで培われた第2世代の技術を多く取り入れています。

P2Sは、特に日常的な使い勝手と信頼性においてP1S/X1Cを上回ります。ハイエンドなH2シリーズを購入するような用途やコストが高すぎて手が出せない、かといってA1シリーズより高温で造形するフィラメント材料であったり高品質な造形を行いたい場合はP2Sが最良のコストパフォーマンスを誇ります。

操作性とメンテナンス性: H2シリーズと同じ5インチの大型カラータッチパネル(第2世代UI)を搭載し、X1CやP1Sの操作性の課題を解消しました。また、H2D互換のクイックスワップ式ホットエンドを採用し、ノズル交換が約30秒で工具不要になりました。

押出機とフロー制御: H2Sと同じ仕組みを採用したPMSMサーボエクストルーダー(DynaSense Extruder)を搭載し、押出力がP1S/X1Cより70%向上しています。これにより、渦電流センサーを用いたアクティブ流量補正が可能になり、リアルタイムで押出安定性を高めます。

AMS 2 Pro連携: P2S Comboには最新のAMS 2 Proが付属し、アクティブ排気式フィラメント乾燥機能を搭載しています。

制限事項: P2Sの最高ノズル温度は300 °Cで、H2シリーズの350 °Cよりも低く、チャンバーのアクティブ加熱機能はありません(受動加熱のみ)。そのため、PCやPA、PPS-CFなどのスーパーエンプラの本格的な連続使用はH2シリーズの方が適しています。

まとめ:最適な機種の選び方

各モデルは、異なるユーザーニーズに合わせて設計されています。各機種の特徴と自分の用途を突き合わせて自分に必要な機能を持つ機種を選ぶようにしましょう。

ニーズ/目的推奨モデル理由(この機種を選ぶべき理由)
多色印刷の効率とスピードを最優先し、廃材を極限まで減らしたいBambu Lab H2CVortekホットエンド交換システムにより、多色印刷の時間とフィラメントの無駄(パージ)を劇的に削減できます。多色印刷物の量産に最適
2色印刷、硬い材料とTPUなどの柔らかい材料の併用、または溶解性サポート材の使用を重視したいBambu Lab H2Dデュアルノズルにより、1層に2色/2素材までの印刷を、効率良く、材料の特性を活かして行えます。TPUと硬質材の組み合わせが必要なメカやガジェット部品の造形に最適
大型造形(30cm超)と高温材料への対応力を、比較的リーズナブルな価格で手に入れたいBambu Lab H2SH2シリーズ最大の造形サイズ(340mm角)でABSやASAプリントの反りを効果的に抑制しながら価格が抑えられています。多色印刷は可能ですが、パージの多さと印刷時間は許容する必要あり
256mm角のサイズで、Bambu Labの操作性、信頼性、メンテナンス性をコスパ良く実現したいBambu Lab P2SH2シリーズの技術(PMSMエクストルーダー、AMS 2 Pro乾燥機能)を取り込み、クイックスワップノズルや5インチタッチパネルを搭載し、レーザー機能や大型サイズ、アクティブ加熱が不要なユーザーに最適なミドルレンジ機としてのコストパフォーマンス高め
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Bambu Labの電源コンセントは3ピンなので変換プラグや3ピン対応の電源タップを一緒に用意しましょう。1年後には2台目3台目のBambu Labやフィラメントドライヤーを横に置いていると思うことと、延長コードとしての意味合いでも電源タップがオススメです。

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この記事を書いた人

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