Bambu Labのハイエンド機選びで、最新の多機能ハブBambu Lab H2Dと、長年フラッグシップとして君臨してきたBambu Lab X1 Carbon (X1C)のどちらを選ぶか迷っていませんか?
H2Dは2025年にリリースされた最新機種であり、X1Cから大幅な進化を遂げていますが、価格差も大きく、どちらが自分のニーズに合っているか判断に迷うところです。
この総まとめ記事では、Bambu Lab H2Dの導入検討から実際の使い方、日々のメンテナンス、そしてものづくりの楽しさまで、あなたが知っておくべき情報を徹底解説します。これを読めば、H2Dの全てが分かり、安心して3Dプリントライフを始められるでしょう。
Bambu Lab H2Dは、まさに「何でもできる最先端機種」であり、あなたのものづくりを強力にサポートするはずです!
私自身は他メーカーの3Dプリンターを個人で数年触り、かつ会社での業務用3Dプリンターの管理責任者を数年経験した後に「Bambu Lab X1C + AMS」⇒「Bambu Lab A1 + AMS lite」⇒「Bambu Lab A1 mini単体」の順で買い足していきました。
現在は2025年発売の最上位機種である「Bambu Lab H2Dレーザー版 + AMS 2 Pro」※50万円!!を購入すべく貯金にいそしんでいます。
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紹介したものはここで実際に販売しています。どんなものが作れるのか気になったら見てみてね。
Bambu Lab H2Dはプロ仕様の「パーソナル製造ハブ」として最適!その理由は?
Bambu Lab H2Dは従来の3Dプリンターが抱えていた制約を打破し、特に中〜上級者や本格的な製造目的のユーザーにとって最高のツールとなっています。ここではその理由を解説します。
Bambu Lab H2Dが「パーソナル製造ハブ」と呼ばれるのは高性能と多用途性にあり!
| デュアルノズル革命 | 2色プリントの高速化とフィラメント廃棄(poop)の最小限化を実現。柔軟素材(TPU)と剛性素材の併用プリントが可能。 |
| 大型造形エリア | Bambu Lab史上最大の造形体積。最大350×320×325 mm³に対応し、大型パーツの一括造形が可能。 |
| エンプラ/スーパーエンプラ対応 | 350℃ホットエンドと65℃アクティブチャンバー加熱を搭載し、PCやPPS-CFなど高温材料の反りや歪みを抑制。 |
| オールインワン多機能性 | 3Dプリントに加え、レーザー彫刻/切断、デジタル切断/プロット(オプション)を1台で統合。 |
| 革命的な高精度 | 革新的な駆動システムにより、従来の10倍の高精度を実現。ビジョンエンコーダー(別売)により50µmの超精密モーション精度を提供。 |
| 完全自動調整 | 2つのノズルの位置ズレを渦電流センサーで25µm未満に自動補正。ノズル圧力センサーやアクティブ振動補正も搭載。 |
| 進化したAMS 2 Pro | 加熱乾燥機能(最大65℃)とブラシレスサーボモーターによる60%高速化されたフィラメント供給を実現。 |
H2Dは、これらの最先端技術を統合することで、試作から量産まで、精密さを求めるあらゆる工程で信頼できる再現性を提供します。その性能と多機能性は、個人クリエイターや事業者がものづくりの幅とスピードを飛躍的に向上させるための「攻めた」マシンと言えるでしょう。

クイックスワップ設計は画像のようにホットエンドを工具レスで付け外しできる機能です。
直近3機種(A1 mini、A1、H2D)に実装されています。
実際の手順は以下の通りです。
- 押し出し機ユニットのふたを外す
- シリコンカバーを外す
- クイッククランプを開く
- ホットエンドを引き抜く(画像の手順)
- 逆手順で交換したホットエンドを取り付ける
Bambu Lab H2Dの購入を決める前に下位機種と比較検討しよう
H2DはBambu Labの現行技術の最高峰であり、技術的フラッグシップとなる機種です。A1 miniなどのエントリーモデルとは異なり、その機能と価格は本格的な運用を前提としています。
ここでは、H2Dを検討する際に知っておきたい他機種との比較ポイント、および提供されるパッケージ構成をご紹介します。
| 機種名 | 最大造形体積 | 使用可能素材 | 主な特徴・用途 | 参考価格 | 日本発売 |
|---|---|---|---|---|---|
Bambu Lab A1 mini![]() | 180×180×180mm³ | PLA PETG TPU PVA | コンパクト 導入が容易 コスパ最高 クイックスワップ | ¥69,800 AMS付 ¥32,800 単体 | 2024/1/15 |
Bambu Lab A1![]() | 256×256×256mm³ | PLA PETG TPU PVA | より大きな造形 安定性向上 クイックスワップ | ¥79,800 AMS付 ¥58,800 単体 | 2024/1/15 |
Bambu Lab P1S![]() | 256×256×256mm³ | PLA PETG TPU PVA PET, ABS, ASA, PA, PC | 筐体付き 高温・工業用材料可 AMS配置効率UP 高い精度と安定性 | ¥140,000 AMS付 ¥109,000 単体 | 2023/5/22 |
Bambu Lab X1C![]() | 256×256×256mm³ | PLA PETG TPU PVA PET, ABS, ASA, PA, PC | ツールヘッドが焼入れスチールで耐久性UP マイクロライダーによる自動校正でμmレベルの精度 LCDタッチモニター | ¥279,000 AMS付 ¥249,000 単体 | 2023/5/22 |
Bambu Lab H2D![]() | 350×320×325mm³ | PLA PETG TPU PVA PET, ABS, ASA, PA, PC | デュアルノズルマルチマテリアル プロッティング 350°C のホットエンドと 65°C のチャンバー加熱機能 | ¥345,800 AMS付 ¥399,800 単体 | 2025/4/22 |


AMS(Automated Material System)は、Bambu Lab(バンブーラボ)の3Dプリンターで使用される自動素材供給システムです。このシステムを使うことで、3Dプリンターは以下のことができるようになります。
- 多色印刷の実現:AMSは最大4色のフィラメントを自動で切り替えて供給することで、単色では難しいカラフルな造形を可能にします。スライサーソフトウェアで色の設定をしておけば、印刷中に自動でフィラメントが切り替わります。
- フィラメントの自動切り替え:マルチカラー印刷だけでなく、途中でフィラメントがなくなってしまった場合に、予備のフィラメントに自動で切り替えて印刷を継続する機能も備えています。
- 異なる素材の併用:色だけでなく、水溶性サポート材など、異なる種類のフィラメントを組み合わせて使用することも可能です。
Bambu Lab A1シリーズ用には「AMS lite」、Bambu Lab P1&X1シリーズには「AMS」、Bambu Lab Hシリーズには「AMS2」が対応しています。
AMSは本体とのセット購入の方が安く手に入れることができますが、3Dプリンターに慣れて自分のやりたいことが定まった時に、フィラメントの自動切換えで多色印刷や異素材印刷が必要と思ったら購入という流れで十分だと思います。
「Bambu Lab A1」と「AMS lite」のセットは「Bambu Lab A1 Combo」という商品名で販売されています。つまりComboは「AMSとのセット販売ですよ」という意味で使われています。

【セット品】※A1 mini Combo
Bambu Lab A1 mini + AMS lite¥81,800(定価)⇒¥69,800
【単体】
Bambu Lab A1 mini¥52,800(定価)⇒¥32,800

【セット品】※A1 Combo
Bambu Lab A1 + AMS lite¥99,800(定価)⇒¥79,800
【単体】
Bambu Lab A1¥70,800(定価)⇒¥58,800

【セット品】※P1S Combo
Bambu Lab P1S + AMS¥140,000(定価)⇒¥140,000
【単体】
Bambu Lab P1S¥109,000(定価)⇒¥109,000

【セット品】※H2D Combo
Bambu Lab H2D + AMS 2 Pro
¥399,800
【セット品】※H2D Combo(レーザー)
Bambu Lab H2Dレーザー版 + AMS 2 Pro
¥495,600
【単体】
Bambu Lab H2D
¥345,800
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Bambu Lab H2D
現状一般入手可能な3Dプリンターの最上位機種。Bambu Labの現行技術の最高峰であり技術的フラッグシップとなる機種です。
レーザー版だと以下のような木工作品も作ることができます。

Bambu Lab X1-Carbon
Bambu Labの一般ユーザー向けのハイエンド機でありコンシューマー向けハイエンドモデルとなる機種です。

【セット品】※X1C Combo
Bambu Lab X1-Carbon + AMS
¥229,800
【セット品】※X1C Combo2
Bambu Lab X1-Carbon + AMS 2 Pro
¥249,000
【単体】
Bambu Lab X1-Carbon
¥190,000

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Bambu Lab A1の基本スペック

Bambu Lab A1の主な仕様は以下の通りです。
| 最大造形体積 | 256×256×256 mm³ |
| 対応ビルドプレートサイズ | 256×256mm |
| ツールヘッドの最高移動速度 | 500mm/s |
| ツールヘッドの最大移動加速度 | 10m/s² |
| ホットエンドの最高温度 | 300℃ |
| ビルドプレートの最大温度 | 100℃ |
| 対応ノズル直径 | 0.4mm(ステンレススチールが本体付属) 0.2mm、0.6mm、0.8mm(別売) |
| 本体サイズ | 幅385×奥行410×高さ430 mm³ |
| 本体重量 | 13 kg(梱包時の本体のみ) 8.3 kg(設置時の本体のみ) 13.5 kg(梱包時のAMS Liteとのセット) |
| 騒音レベル | サイレントモードで48dB(エアコン室外機レベル)以下 ※局所的に約60dBの時もあるが静かに感じる |
| 使用できる素材(フィラメント) | PLA、PETG、TPU、PVA |
| 対応AMS (Automated Material System) | AMS lite |
ビルドプレートサイズについて
Bambu Lab A1は上位機種との互換性とコストパフォーマンスを両立した機種で、ビルドプレートサイズも256×256mmとP1SやX1Cと共通のものになっています。
スライサーでのデータもレイアウトがそのまま流用できるためBambu Lab A1で試作、Bambu Lab X1-Carbonでそのまま量産といった使い方がしやすくなっています。

なぜBambu Lab H2Dが技術的フラッグシップ機と言われるのか?
Bambu Lab H2Dが3Dプリンターの技術的フラッグシップ機として注目される理由は多岐にわたります。
| オールインワン製造ハブとしての多用途性 | H2Dは単なる3Dプリンターの枠を超え、3Dプリント、レーザー彫刻/切断、デジタル切断/プロットを1台で実行できる統合プラットフォームを特徴としています |
| 簡単なセットアップと筐体デザイン | H2Dは、CoreXY構造を採用した組み立て済みの完全密閉型筐体として出荷されます。本体サイズは大型(492×514×626 mm³)かつ重量級(31 kg)ですが、開封後に内部の固定具やネジを外し、AMS 2 Pro(コンボの場合)や上蓋をセットすれば、物理的なセットアップが完了します |
| 直感的な操作性 | 5インチのタッチスクリーン(720×1280)を搭載しており、ホーム画面やコントロールタブへのアクセスが容易で、日本語UIにも対応しています |
| 全自動デュアルノズルオフセット補正 | 渦電流センサー技術(Eddie current sensor)により、2つのノズルを高精度に自動調整し、25μm未満のオフセット精度を実現しています。これにより、手動調整や専用ツールなしに、まるで1つのノズルで造形しているかのような安定した造形品質が得られます |
| フルオートキャリブレーション(多機能対応) | レーザー加工においても、ワンタップでレーザーの焦点確認と材料厚みの測定が全自動で行われ、手動での調整が不要です。 また、造形前にZオフセット、ベッドレベリング(高温環境でのレベリングも含む)、共振補正、ノズルオフセットキャリブレーションなどが自動で実行されます |
| 優れたソフトウェア連携 | 専用のスライサーソフトウェア「Bambu Studio」とモバイルアプリ「Bambu Handy」がプリンターの制御やモニタリングをサポート Bambu Labが運営する3Dモデル共有プラットフォーム「MakerWorld」では多くの3Dモデルが提供されており、細かい設定なしにスムーズな印刷が可能 |
これらの機能により、H2Dは高性能なデュアルノズルマルチマテリアル造形、大型造形、高温材料への対応、そして多機能な加工を、高度な自動化と安全設計のもとで実現しており、中〜上級者や事業用途でその真価を発揮するマシンとなっています。

購入前に知っておきたい!Bambu Lab H2Dのメリット・デメリット
Bambu Lab H2Dは非常に優れた機種ですが、購入前にそのメリットとデメリットをしっかり把握しておくことも重要です。
| 高速かつ高精度な印刷 | 最大1000mm/sの印刷速度と20,000m/s²の加速度を実現し、短時間で高品質な造形が可能。3DBenchyというテストモデルを16分で出力できる高速性を持つ。印刷品質も高く、積層痕が目立たず非常にきれいな仕上がりが期待できる |
| 簡単なノズル交換 | ノズルユニットはマグネット式でネジ止め不要の「クイックスワップ設計」を採用。ワンタッチで交換できるため、メンテナンスの手間を大幅に削減できる |
| 優れた静音性 | 「アクティブモーターノイズキャンセリング」機能を搭載しており、サイレントモードでは動作音を50dBまで抑えることができる。その静かさは夜間でも安心して使用できるレベル |
| マルチカラー対応 (デュアルノズル) | H2Dのデュアルノズル(2つのホットエンド)機構は、異なる材料や色を素早く切り替えることが可能。 従来のAMS(自動材料供給システム)で発生していたフィラメント切り替え時のパージ廃材(poop)を大幅に削減し、2色プリントを高速化。また、TPUのような柔軟素材と硬い材料を1つのモデルで併用するプリントも容易 |
| 高性能素材への対応 | 最高350℃のホットエンドと65℃のアクティブチャンバー加熱機能を搭載しており、PLAやPETGだけでなく、ABS、ASA、PC、PA、炭素/ガラス繊維強化フィラメント(CF/GF)やスーパーエンプラ(PPS-CF)といった高性能材料にも対応 |
| 圧倒的な造形サイズ | 最大造形体積は350×320×325mm³で、一般的な3Dプリンター(220mm〜260mm)と比較して大幅に大型化。そのため3Dモデル共有サイトのデータの多くを縮小や分割せずそのまま造形することができる |
| 価格が高く、本体サイズ・重量が大きい | H2Dはフラッグシップ機であるため、価格が非常に高額です(AMS Comboで¥399,800など)。 また、本体サイズが492×514×626 mm³と大型で、重量も31 kg(AMS Comboパッケージ全体で42.3 kg)と重量級です。設置場所の確保が最大の障壁となり、開梱時や移動時には二人以上での作業が推奨されます |
| TPUプリントに手間がかかる(片側ノズルの制限) | H2DはTPUに対応しているが、柔らかいフィラメント特有の扱いづらさは残る。 TPUなどの柔軟なフィラメントは右側のノズルのみでの使用が推奨されており、左側のノズルはTPUに非対応 |
| 複雑な構造とメンテナンスの難しさ | デュアルホットエンド機構は多機能性を高めるが、構造がより複雑になり故障する可能性のある箇所が増える。 特にエクストルーダー周辺の分解/メンテナンスは、ケーブルが細く、部品が硬く嵌め合わされているため、X1CやP1Sと比べてかなり難しく、注意が必要 |
| AMS乾燥機能の制約 | AMS 2 Proには加熱乾燥機能がありますが、最高温度が65℃と制限されており、PVAのような高温乾燥が必要なフィラメントには不十分な場合があります。H2D本体を起動しない状態でのAMS 2 Pro単体加熱はできません。過熱状態のフィラメントをプリントすることもできません |

日々の運用をサポートする機能とソフトウェア
Bambu Lab H2Dは日常の3Dプリント体験をスムーズにするための多くの機能と、使いやすいソフトウェアを提供しています。
Bambu Studio
Bambu Labが提供する公式スライサーソフトウェア。非常に見やすく直感的な操作が可能で、STLやOBJなどの3Dデータをプリント用の命令データ(G-code)に変換します。
他のスライサーソフト(Cura、Simplify3D、PrusaSlicerなど)も対応するが、全ての機能を使うためにはBambu Studio推奨です。

スライサーソフトとは、3Dプリンターで出力するための設定とデータ変換を行うソフトウェアです。
設計データ(STLなど)をもとに、ノズルの動き・温度・印刷スピードなどを設定し、プリント用の命令データ(G-code)へと変換します。
この変換処理は「スライス」と呼ばれ、3Dモデルを薄い層(レイヤー)に分割し、それぞれの層に対して動作指示を生成します。
この工程に由来して「スライサーソフト」と呼ばれています。


MakerWorld
https://makerworld.com/en
Bambu Studioからアクセスできる3Dモデル共有プラットフォーム。世界中のユーザーが作成した多様な3Dモデルをダウンロードし、すぐにプリントできる。
Bambu Lab A1に最適化された設定が適用されていることが多く、より大きな造形範囲を持つH2Dは細かい調整なしにスムーズな印刷を開始できる。
造形のスキルがなくても多様な3Dモデルを無料で印刷でき、他者の作品を印刷して楽しんだり実際に見て勉強することができます。

Bambu Handy
スマートフォン用のモバイルアプリ。外出先からでもプリンターの動作状況をリアルタイムで確認したり、タイムラプス動画を生成したりすることが可能。MakerWorldから3Dモデルをダウンロードし、すぐにプリントできる。


AMS 2 Proによるマルチカラー印刷の魅力と注意点
Bambu Lab H2Dは、A1が採用していたAMS liteとは異なり、マルチカラー印刷にはAMS 2 Pro(第2世代AMS)をします。
H2DはAMS liteに対応していません。しかし、そのデュアルノズルとAMS 2 Proの組み合わせは、従来のシングルノズル+AMS方式(X1 Carbonなど)と比較して、マルチカラー・マルチマテリアル印刷において革新的な効率と品質の向上をもたらします。
以下に、H2Dのデュアルノズル/AMS 2 Proによるマルチカラー/マルチマテリアル印刷の魅力と注意点をまとめます


| 色の自動切り替えができる | 色の切り替えが自動で行われるため、多色プリントが非常に簡単 それに加えてBambu Lab H2Dは1層に2色までという制限はあるが、デュアルノズルシステムにより色の切り替えが非常に簡単かつ高速になり効率的な多色プリントが可能 |
| 異素材の自動切り替えが できる | PVAなどの水溶性サポート材や、硬いPLAと柔らかいTPUといった性質の異なるフィラメントを組み合わせて使用することが容易 |
| 圧倒的な材料効率 | H2Dのデュアルノズル方式の最大の利点は、フィラメント切り替え時のパージ廃材(Poop)を大幅に削減できる点です。従来のAMS方式ではフィラメントを切り替える度に大量の「Poop」が発生し、モデル本体の3~4倍もの重量のゴミが出ることがありましたがH2Dのデュアルノズルはノズル自体が切り替わるため、この材料の無駄が大幅に解消 |
| 印刷時間の短縮 | デュアルノズル方式の利点が最大限発揮される2色プリントにおいて、従来のAMS方式の約3倍速く完了させることができます(例: あるモデルでAMS方式が約4.5時間かかったのに対し、H2Dは約1時間17分で完了) |
| 高速ロード/アンロード | AMS 2 Proは前世代AMSに比べ、フィラメント供給速度が約60%高速化しており、材料交換100回あたり平均10分短縮 |
| 加熱乾燥機能 | AMS 2 Pro(最高65℃)とAMS HT(最高85℃)は加熱乾燥機能を内蔵しており、フィラメントを最適な状態で長期間保管・使用できる |
| 最大25色対応 | H2Dは最大4台のAMS 2 Proと8台のAMS HTを接続可能で、合計最大25種類のフィラメントを自動切り替えで使用可能 |
| プリント中の乾燥 | 別売りのアダプタをつけないと、プリント中のAMS 2 Proによる乾燥は制限されている |
| 設置スペース増加 | AMS liteを併用すると、A1単体と比べて必要な設置スペースが約2倍になる |
| TPU制限 | TPUのような柔らかいフィラメントは、構造上の理由により右側のノズルのみでの使用が推奨。左側のノズルはTPUに非対応 |
Bambu Lab H2Dで使用できる
フィラメント素材の特徴
Bambu Lab H2Dはアクティブチャンバー加熱(最高65℃)と高温ホットエンド(最高350℃)を備えた完全密閉型のフラッグシップ機であり、A1とは異なりほとんどすべての汎用および高性能なエンジニアリングフィラメントに対応しています。
Bambu Lab H2Dで推奨されるフィラメントとその特徴を以下にまとめました。
フィラメントとその特徴
| PLA | 硬く汎用性が高く、比較的安価。初心者向けでさまざまな造形に適している。色や質感も豊富 H2Dの自動開閉式給排気フラップは、PLAのように内部温度の上昇を抑えたい場合に自動で開き、プリント品質を安定させる |
| PETG | PLAに似て扱いやすいが強度と耐熱性が高い。透明感のある作品にも使える。糸引き防止のため乾燥が推奨。 |
| TPU | 柔軟性・耐摩耗性・耐衝撃性が特徴。H2Dでは構造上の理由により右側のノズルのみでの使用が推奨 |
| PVA | 水溶性で複雑な形状の造形におけるサポート専用材として活躍。水に溶けるため、造形後の除去が容易で、サポート痕が美しく仕上がる |
| BVOH | 同上 |
| ABS | 最高65℃のアクティブチャンバー加熱機能を搭載しており、反りや層間剥離を効果的に抑制し、高い層間結合強度を実現 |
| ASA | ABSを元に対候性をアップさせた素材 |
| PC | ポリカーボネートは高温環境に強い高強度な材料でチャンバー保温が必須級。H2Dのアクティブチャンバー加熱(65℃)により、反りなく安定して造形できるようになった |
| PA | ポリアミド/ナイロン |
| PET | |
| Carbon Fiber Glass Fiber | 炭素繊維(CF)やガラス繊維(GF)で強化された摩耗性の高いフィラメント。高い剛性、強度、耐熱性が特徴 |
| スーパーエンプラ | PPS / PPS-CF/GFなど。350℃のホットエンドとアクティブチャンバー加熱の組み合わせにより、非常に高い機械的強度や耐熱性が求められる |


より長く快適に使うためのメンテナンス
Bambu Lab H2Dを長く快適に使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
定期的なメンテナンスの重要性
| Y軸レールの注油 | 初回起動時や定期的にY軸レールにオイルを塗布する必要があります。これによりプラットフォームテーブルの動作がスムーズになり、「キーキー」といった異音の発生を防ぐことができる |
| ノズル清掃 | 印刷中にノズル周辺に付着したフィラメントのカスは付属のパージワイパーやブラシ機能で清掃されます。これにより印刷品質の低下やノズル詰まりを防ぐことができる |
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フィラメントの管理と保管
フィラメントは湿気を吸いやすい素材が多く、品質に影響を及ぼします。
| ドライボックス | フィラメントの保管には、湿気を避けるためにドライボックスの使用が推奨 |
| フィラメント乾燥機 | 特にPETGフィラメントは糸引きが発生しやすい。専用の乾燥機で乾燥させることで改善可能 |
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Bambu Lab H2Dで広がる「ものづくり」の楽しさ
3Dプリンターを導入する最大の魅力は自分の欲しいものを自由に形にできることです。Bambu Lab H2Dはものづくりの楽しさを身近なものにしてくれます。
どんなものが作れる?(実例紹介)
| 生活用品・DIYパーツ | MacBook ProやiPad Airのスタンド、ダイソン隙間ノズルアタッチメント、フィラメントスウォッチケースなど、日常で役立つアイテムを自分で作成できる |
| 趣味のアイテム | RICOH GXR用アルカスイス互換クイックリリースプレート、α6700用アイピースカップ、FPVドローンのカスタマイズパーツなど、特定の趣味に特化したパーツも作れる |
| フィギュア・模型 | ピクミン、ヴォルデモート卿の杖、ロボット模型、3DBenchyなど、細かな表現が求められるものも可能 |
| 教育・知育教材 | 子供と一緒におもちゃを作るなど、家庭での知育教材としても活用できる |
自分でデータを用意するには?(CADソフトの選択肢)
3Dプリンターでオリジナルのものを作るには3Dモデルデータが必要です。自分で3Dモデルデータを作成するためには3DCADソフトや3DCGソフトが利用できます。
対応データ形式について
3Dプリンターの対応データ形式は3MF、STL、STEP/STP、SVG、OBJ、AMFです。
造形精度としてはSTEPやSTPが一番高精度に出力できます。(イラストで言うベクター形式のようなものです)
有料ソフト
Autodesk Fusion 360やOnshape、SketchUp、SolidWorksなどがあります。ただし、無料版には商用利用不可やデータ保存上限などの制限がある場合があります。
無償のオープンソースソフト
FreeCADやBlenderなどがあります。Blenderは高機能ですが、CADとして使うにはプラグインの導入や設定の見直しが必要になることがあります。
| Fusion | クラウドベースの3D CAD。無償版は商用利用不可でデータ保存上限が10個。制限のない有償版は年間96,800円。ユーザーが多くWeb上の情報が豊富 |
| Onshape | クラウドベースの3D CAD。無償版での機能制限はないが作成データはすべてクラウド上に公開される。データ公開の条件のない有償版は年間177,650円(Standard) |
| SketchUp | クラウドベースの3D CAD。無料版は商用利用不可。年間199ドルで比較的安価 |
| FreeCAD | オープンソースの3D CAD。無償で機能豊富だが操作が独特 |
| SolidWorks | 高機能な3D CADソフト。機械設計・製品開発向けとして業界で広く使われており、精密なパーツ設計に強みがある。基本はローカルインストール型で年間数十万円の有償ライセンスが必要。操作性が高く、商用現場での実績・学習リソースも豊富 SolidWorks for Makersという個人ユーザー向けライセンスが年間約8000円で提供されている |
| Blender | オープンソースの3DCGソフトウェア。無償で利用可能。非常に高機能だがCADとして使うにはプラグインの導入や設定の見直しが必要。有機的な造形に向いている可能性がある |
これらのソフトを使って自分でデザインしたモデルをSTL形式でエクスポートし、Bambu Studioでスライスしてプリントすることができます。


3Dモデリングができない人はAIで自分のイメージが立体化できる楽しさを実感するところから始めてみよう
「3Dモデリングは難しそう…」そう感じている方にこそ試してほしいのが、AIによる3Dモデル生成です。
テキストで「◯◯のようなフィギュア」と入力するだけで、あっという間に立体データを自動生成。想像したものがそのまま形になる体験は3Dプリンターの入り口として最適です。
複雑な操作は不要で、無料ツールでも十分に楽しめます。
まずは「作る楽しさ」に触れてみてください。以下のような感じで3Dモデルを作成することができます。
▶ 詳しいやり方やおすすめツールはこちらの記事で解説しています

総括:Bambu Lab H2Dは「新時代のパーソナル製造ハブ」!
Bambu Lab H2Dは、デュアルノズルによる革新的なマルチ素材・マルチカラー印刷能力、最大350×320×325mm³の広大な造形サイズ、そしてレーザー彫刻・切断、デジタルカッティングを含む多機能オールインワン設計を備え、従来のFDM 3Dプリンターから大きく進化を遂げた一台です。
「高価なのでは」(AMS Comboで399,800円など)、「場所を取りそう」(本体サイズ 492×514×626 mm³、重量31 kg)といった高い導入障壁があるものの、H2Dは50µmの超精密モーション精度と65℃のアクティブチャンバー加熱による高性能素材(ABS、PC、CF材など)への完全対応によって、その投資に見合う圧倒的な価値を提供します。
特に、2色プリントの高速化、サポート専用フィラメントの効率的な活用、およびTPUと硬い材料を併用した複雑なモデル造形が可能です。このため、H2Dは3Dプリントの中〜上級者、事業用途や本格的な製造目的で、複雑なマルチ素材造形や大型のエンジニアリングパーツの生産性を大幅に向上させたいユーザーにとって最適な選択肢となるでしょう。ぜひこの機会にH2Dを導入し、ものづくりの新たな地平を切り開く圧倒的な創造性の解放を体験してみてください。
Bambu Labの電源コンセントは3ピンなので変換プラグや3ピン対応の電源タップを一緒に用意しましょう。1年後には2台目3台目のBambu Labやフィラメントドライヤーを横に置いていると思うことと、延長コードとしての意味合いでも電源タップがオススメです。
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安全には気をつけるんじゃぞ👍


購入した方はこちらの組立てガイドで組み立てていきましょう。


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なに買っていいか分からないなら以下の商品を買い物かごにGO!
- A1 mini本体
(印刷サイズが一回り大きいA1でも良いよ、A1とA1 miniはビルドプレート以外は共通品を使う) - 焼入れスチールホットエンド0.4mm
(0.4mmが基準、消耗品なので安い時に1個スペアを買っとくべき) - 0.2mmや0.8mmのホットエンド
(いろいろ試す用、焼入れスチールとステンレススチールは焼入れが良い) - ビルドプレート
(ローテーションが便利、本体同梱は凸凹したテクスチャードPEI、バリエーションが欲しい) - お試しフィラメント
(最初は失敗しない純正品を使えば安心して経験値を詰める。素材はPLAが1番安定) - AMS lite
(これは任意、欲しくなってから買い足すでもいいがコスパで言えば今買っちゃうのが1番安い)













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