3Dプリンターで出した質感だけではなんか面白みに欠ける…ワンランク上の表現を習得して面白いものを作ってバズりたい!なにか…何かないか……!とさ迷えるあなた!それ私も思いました!そしてお教えしましょうABEMAで取り上げられてメディアデビューしたその開発ノウハウを!!ここまでたどり着くのにかかった苦労と私の達成感を十分見てってそして見本として買ってってくださいよ!それでは3Dプリント×ラミネート加工で作るめちゃデカ電池ケースのメイキングをどうぞー!!
クリックするとABEMAに飛びます
メイキングオブ3Dプリント×ラミネート加工で作るめちゃデカ電池ケース
まずは3Dプリントしためちゃデカ電池ケースを用意します。その作り方は今回の本旨ではないので割愛しますがその作り方も知りたいって方が多ければ別途メイキング記事を作成しますので教えてください。
使用したフィラメントは2種類ですが、切り分けが簡単な形状だったのでマルチカラープリントは行わず、別体で用意して接着するという方針としました。どちらもツヤのあるシルクPLAでゴールドとシルバーという難しい色だと思いますが、すごく扱いやすい良いフィラメントでした。
スライスデータはこのようにサポートはほぼありません。一部裏面にマグネット接着する丸穴がありそこにサポートを使用してるのみです。サポートの少なさはクオリティの高さとも高い相関があると思います。サポート代もかかるし剥がすの大変だしで出来れば無い方が楽ですからね。
3Dプリントしためちゃデカ電池ケースがこちらです。かなり発色が良いゴールドとシルバーだと思います。
ネオジム磁石接着用の穴のサポートを剥がしていきます。
私はケガキ針と反対側がコンパスになっている『カニコンパス』という道具でサポートを剥がしています。本来の用途とは違いますが、ある程度の太さで握りやすく両端はいずれも尖っておりサポートに刺しこみやすく焼きが入っており硬いため、サポート剥がしに適していると思います。
カニコンパスは彫金やレザー系ジャンルで使用されているケガキツールです。私が使用しているのは全長120㎜のカニコンパスで、鉛筆のように握るときは人差し指の付け根、包丁のように握ると小指まで届く長さなので力を入れてサポートをこじりやすいという利点があります。同じものは無かったので似た使い方ができるものを以下でご紹介しておきます。
表面が荒れたサポート面なので、ある程度厚みが出るように瞬間接着剤を塗布します。
穴にネオジム磁石を接着します。めちゃデカ電池ケースでは2セット(4個)のネオジム磁石を使用しているので同じように接着していきます。使用しているネオジム磁石はダイソーの13×2mmのネオジム磁石です。
薄いネオジム磁石を穴に貼り付けるのは大変なので、私はねんどろいどどーるに付属していたマグネット台座を持ち手として使用しています。マグネット台座の表側に吸着させるか裏側に吸着させるかでネオジム磁石の見た目からは分からないN極S極もコントロールできるので便利ですよ。
ケースカバーの外周に接着剤を塗布しておきシルバーの底面カバーを接着します。
シルバーのケース上面をゴールドのケースにはめ込みます。ゴールドははめ込み時に数mm広がるのですが、単体では強度の無い形状にしているので簡単に変形してはめ込めるようになっています。
このような構成にした理由はサポートを使用しなくていい形状にする為です。もしシルバーが一体だった場合、ゴールドの高さ分のサポートを積み上げなくては積層方向と水平なこの面を作成できず、大量のサポート材とプリント時間が必要になっていたことでしょう。
上部ネジカバーを締め込んで固定します。
ここはしまりバメのネジにすることで接着剤なしに固定、位置決めを行っています。
ケースをケースカバーに入れます。ケースカバーの上部には突起がありこれが抜け防止の引っかかりとなっています。
なので入れる際は斜めに入れてからまっすぐに戻すという動作が必要になっています。
プリンターでA4用紙に電池のデザインを印刷したものを用意します。
私は家にプリンターが無いのでセブンイレブンでプリントしてきました。
3Dプリントを1周するより長いのと、セブンイレブンでプリントすると全周白い余白が強制で入ってしまうので、コピー紙の下部をカットします。
ラミネートフィルムにコピー紙のカットした側を前にして差し入れます。
この時まっすぐ底づきするようにしっかり差し入れて、左右の余白が同じくらいになるように調整しています。
ラミネーターの電源を入れ加熱します。ラミネーターが温まり準備ができるまで5分ほどかかります。
その後きれいにラミネート出来るように要らないコピー紙を何度か通して埃を除去しています。
コピー紙がラミネーターに対しまっすぐ中央になるように注意しながらラミネーターに差し入れます。最初の10mmほど差し入れたらあとはローラーの自動送りに任せます。
ラミネーター奥から出てきたコピー紙が十分冷えたらラミネート完了です。ただのコピー紙につやが出て一気に高級感が出てきました。
両面テープをラミネート用紙の下部(切った方)に端から端まで貼っていきます。ラミネートの透明な余白から見えてしまわないように注意しました。
ラミネート用紙の上部に仮止め用のマスキングテープを貼ります。こちらもラミネート左右の透明な余白から見えないように長さを調節しています。
ラミネート用紙をマスキングテープでケースカバーに仮固定します。この時ラミネート用紙の合わせ目が意図しない位置に来ないように貼る位置の基準を決めておきます。私はケースを少し引き出しておいてケースのふち高さとコピー用紙の上部を合わせる用にしています。
ラミネート用紙をケースカバーにたるみなく絞るように巻き付けて両面テープで固定します。ラミネート用紙左右の位置がぴったり重なるように注意します。
これでめちゃデカ電池ケースの完成です。ラミネート用紙でもきちんと工夫すれば塗装したような表面処理を3Dプリント品に加えることが出来ているのではないでしょうか。
使用したオススメアイテム
bonsaii ラミネーター
使用したラミネーターはこちらのbonsaii ラミネーターです。A3サイズに対応していてそこそこ安いがしっかりした作りだったのでこれを購入しました。今のところ特に困った点も無くきれいにラミネート出来ていると思います。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ラミネートフィルム
ラミネートフィルムはこちらを使用しています。厚み100μでしっかりとコシがあり、透明度も高くめちゃくちゃ安いです。Amazonのレビューでも高評価で私も満足しています。
まとめ
今回使用したものをリスト化しました。同じように作ってみたい方は参考にしてください。
これが今回使用したものリストです!
いかがだったでしょうか?この記事をきっかけに良いモノづくりになる参考になったら私も嬉しいです。
それでは快適な3Dプリントライフを!また何かわかったら共有するね。サラダバー!
安全には気をつけるんじゃぞ👍
今回製作したのはこちら。よかったら参考に買ってって―📯
コメントはお気軽に!